リコンゴの子育てひろば 

パート2: 離婚後の協力的な子育てのスキルと方法


方法1:アクティブ・リスニング

うまくいく傾聴には、話し手が語った言葉だけでなく、伝えたかった気持ちを理解することが含まれます。積極的傾聴では、聴いた内容を確認するために、別の言葉で言い換えることも行います。このスキルを使うと、あなたと子育てのパートナーの間の理解を促進する上で役に立ちます。積極的傾聴は、子育てのパートナーとの関係に役立つだけでなく、仕事の同僚、近所の人たち、新しいパートナーとの関係にも役立ちます。

離婚後の協力的な子育てにおいて積極的傾聴は重要です。なぜならそれは:

  • あなたと子育てのパートナーが、話を聞いてもらえた、理解してもらえたと感じ、より強いつながりを促す。
  • あなたと子育てのパートナーが、自分の考え、意見、気持ちを表現するための安全な環境を作る。
  • 情報を明確にすることや争いそして誤解を避けることに役立つ。
  • ネガティブな感情をやわらげる。会話を始めるときにネガティブな感情を持っていても、聞いてもらえたと感じる。親が落ち着くことに役立ち、問題が解決しやすくなる。
効果的に傾聴するために:

  • できるだけ傾聴を妨げるモノ、たとえばTV、コンピューター、電話などを移動させる。傾聴の障壁は、感情のような心理学的な場合もある。あるいは、騒音や視覚的な障害といった物理的な場合もある。また、障壁には、引き金となる単語、言葉遣いの違い、注意の持続時間の短さなども含まれる。
    ・傾聴の一般的な障壁のひとつはシフト・レスポンスと呼ばれる。これは、聴き手が、話し手の話題に関心を示さず、自分自身の話題に切り替える傾向のことである。誰かがあなたに話している間に、次に何を言おうかと考えているならば、あなたはこのコミュニケーションの障壁に関わっている。子育てのパートナーとの会話で気を散らさないように気を付けること。
  • 子育てのパートナーに全面的に焦点を当てる。子育てのパートナーと向き合い、真っ直ぐ座り、注意を払っていることを示すためにわずかに前に身を乗り出し、視線を合わせる。
  • 自分の関心で、会話をさえぎったり、話題を変えたりしない。子育てのパートナーが何を言おうとしているか、その瞬間に焦点を当てる。
  • 関心を示す。言語的そして非言語的に、適切に反応する。「なるほど」あるいは「そうですか」といった反応、頷き、表情を意識する。「それからどうしたんですか?」といった促しを忘れない。会話を促す助けになることを考えて、子育てのパートナーに適用する。
  • 子育てのパートナーが言っていることだけに着目する。焦点を当てることは難しいかもしれないが、自分が次に何を言おうとしているかを考えないように心がける。それは会話がもっと自然に流れることの助けになる。
  • 内面の注意散漫を減らす。気を逸らす考えを追いやるように心がけ、子育てのパートナーに繰り返し注意を向け直す。
積極的傾聴を示す一般的な方法

方法説明
言い換えるあなたが理解したことを確かめるために子育てのパートナーの要点を言い換える。「つまり、~~と言っているのですね」
まとめる別々の問題や物語の断片をひとつにする。そして、正しくつなげているかを確認する。「つまり、私にはまるで~~と思えます」
短く促す会話が続くように、そして、あなたが傾聴していることを示すために、簡潔でポジティブな相槌を使う。「それで?」「なるほど」「わかります」
伝え返す子育てのパートナーの言葉を気持ちの面から伝え返す「それはあなたにとって本当に重要に思えます」
探る深い洞察に至るために、そして、会話に入っていくために、質問する。「もしあなたが~~ならば、何が起こると思いますか?」
確かめる子育てのパートナーの問題、課題、気持ちを理解する。オープンに共感的に傾聴する。「あなたが~~について話し合う意志を持っていることを尊重します」
「私」メッセージを使う「私」メッセージは、ネガティブな状況に巻き込まれた人ではなく、問題に焦点を当てる役に立つ。「言いたいことがたくさんあるのは分かります。ただ、私が必要としているのは~~」
話題を変える子育てのパートナーが過剰に攻撃的だったり、扇動的だったり、怒っている兆候を示すならば、話題を変える時がきたのかもしれない。「これについてはのちほど話し合いましょう」