リコンゴの子育てひろば 

パート2: 離婚後の協力的な子育てのスキルと方法


スキル4:歩み寄り

歩み寄りとは、相手のニーズをある程度受け入れ、両者が同意できる解決に至ることです。離婚後の協力的な子育てにおいては、歩み寄りが必要になるときが必ずあります。
離婚後の歩み寄りの難しさ

歩み寄りは、子育てのパートナーの要求に降参しているように感じられるかもしれません。しかし、ポジティブな離婚後の協力的な子育てのためには、何らかの歩み寄りが必要となります。暴力や支配といった行動の履歴がないとき、この歩み寄りの作業には、子育てのパートナーのために歩み寄るという考え方から、子どものために歩み寄るという考え方への移行が求められます。

どうして効果的な歩み寄りは重要なのでしょうか?


歩み寄りによって、相反するニーズを持つ二人が、お互いに譲歩し、子どもに愛情のある世話を提供することが可能になります。あなたと子育てのパートナーは、子育て、ルール、しつけに関して、しあわせで健全な判断を下すために歩み寄る必要があります。また、学校の選択、面会交流スケジュールの作成、公平に子育ての責任を分担することのような、大きな判断を下すために歩み寄る必要もあります。歩み寄ることがなければ、子どものニーズを置き去りにしかねません。二人が協力して子どもを育てていくので、子どものためにサポーティブな離婚後の協力的な子育て環境を整えて効果的な世話をするために、歩み寄ることは欠かせません。

歩み寄りは子育てのパートナーとの間で役に立つだけでなく、生涯にわたって人間関係を築き、維持する上で重要です。歩み寄りにオープンであることは、職場の同僚、近所の人、家族メンバーとの関係において、感情的なサポートや安定を得る上で助けになります。

歩み寄りは何の役に立つのでしょうか?


効果的な歩み寄りは:

  • 難しい仕事を分担し、一緒に大きな判断を下す。これは各自の重荷を軽減する助けになる。フラストレーションのたまる仕事を分担することによって両者に利益がある。離婚後の協力的な子育ての評価が高まる。
  • 些細な問題について争うことを避けるために歩み寄るので、争いのリスクが減る。ネガティブな状況で子育てのパートナーの視点を理解する能力や柔軟性を示すと、争いのリスクは自然に減り、あなたと子どもに利益がある。
  • あなたと子育てのパートナーの間の理解を増す。それは健全な離婚後の協力的な子育て関係を育むことにつながる。
  • 自分の感情を理解する自己への気づきが高まる。
  • 休息を取ることになる。面会交流スケジュールのニーズをよく話し合うならば、子どもを信頼して任せつつ、両者ともにプライベート、仕事、休息やセルフケアにもっと時間を割けるようになる。

効果的な歩み寄りのヒント


歩み寄りが必要な状況で以下のヒントを念頭に置いてください。

  • 子どもに焦点を当てる。あなたは子育てのパートナーに対して歩み寄りたくないかもしれない。しかし、会話の前面に子どもの最善の利益を据えることを覚えておく。
  • 変化の道を開く。あなたは子育てのパートナーのことをよく知っているかもしれない。しかし、人は変化する。とりわけ離婚の前後で。子育てのパートナーの役割、予定、ニーズ、能力の変化を促す。もしかすると、相手もあなたに同じことを促すだろう。
  • もっと質問する。子育てのパートナーの願望を推測しない。子育てのパートナーがニーズや願望を語ることを促すために質問する。注意深く傾聴し、子育てのパートナーにとって何がもっとも重要かに注意を払う。
  • 主張する! 今度はあなたのニーズと願望を子育てのパートナーに伝える番だ。あなたにとって絶対になくてはならないものや優先順位を率直に伝える。それが歩み寄りの舞台を設定することになる。
  • 争いで歩み寄ることを目指すとき、子どもを巻き込まない。あなたと子育てのパートナーが言い争っていることに気づいたならば、子どものいないところで話し合う。できれば、話し合いの時間を持つ。いったんあなたと子育てのパートナーが歩み寄ることができたら、子育てのパートナーの言動について子どもに不満を言うことを避ける。あるいは、取り決めたことに納得できないと言わない。

効果的な歩み寄りの方法は何でしょうか?